願うことと止めること。
人生の停滞期はいつでも同じような周期で訪れる。
自分を隠して努力ができないと思うと、どこにも進めない気がしてくる。
特に自分を律するのがとても下手な私だから、
環境でどうにでも変わってしまう。
もう少し大人になれる場所か、思いっきり自分を認められる場所にいれば、
そんなこといつも思って
結局自分の力じゃないから戻って来てしまう。
向かいたい場所も、存在したい場所も、
やりたいことも、
自分をかけられることも見つかってるはずなのに、
それに立ち向かうぐらいの努力が私にできるかどうか。
昔、高校一年生の時。
担任だった先生が言っていた。
「人間って、やる気を頑張って自分で出そうと思っても出ない。
実はやり始めてしまった方がすぐに出てくるもの。」
実際その通りだと思う。
自分がやる気を出すまで待つのは実は全く効率の悪いことで、
とにかく何も考えないでやり始めるのが一番早いし、
意外と長くつづけられる。
でも、これは自分への慰めとして言っておきたい。
できなかった、やる気になれなかった過去をいくら振り返って後悔しても、
その時間も、その時の気持ちも戻ってこない。
だから、いついかなる時も、
たとえ何か間違ったり、自分を甘やかしてしまう瞬間が出て来たとしても、
そのことを後悔するんじゃなくて、
その後に自分を褒めてあげられるようなことをすればいい。
そして、少しづつまた、
自分の反応速度をあげていって、
ピークを探してそこに持っていけるようにすればいい。