NYの片隅から日本の片隅へ。

2017年8月からアメリカのNY州フレドニアで交換留学をしていたモラトリアムがちな女子大生が日本に帰国してから色々と考えたり間違ったりする奮闘記。

偽りの気持ち。

 

 

 

 

最近塾の生徒の面談をすることが多くなってきて、

 

 

 

 

時間がなくて勉強しない、やり方がわからない、すぐに他のことに気をとられる、寝てしまう。

 

 

 

そんな子が多くて、その子たちにかけなきゃいけない言葉があって、

 

 

 

「計画的になりなさい。時間を有効に使いなさい。今集中して勉強しなさい。」

 

 

 

 

そんなことをずっと言っている。

 

 

 

 

 

でも、自分の心の中は、

 

 

 

 

私があの子たちに強く言える立場じゃない。

 

 

 

 

自分だっていろんなことから逃げて、時間を無駄に使っているじゃないか。

 

 

 

 

 

そんなことばかり考える。

 

 

 

 

 

人に言える立場の人は、それを自分でもやってきた人であって、

 

 

 

 

 

そうじゃない、自分では何もやらないのに人に注意や助言をする人は、

 

 

 

 

嘘つきで、一番タチの悪い人間だ。

 

 

 

 

 

私がそうであるように。

 

 

 

 

 

任された仕事として、しっかりやらなければいけないのはわかっている。

 

 

 

 

でも、生徒の対して心から教育を与えられない自分が、

 

 

 

 

情けないし、恥ずかしい。

 

 

 

 

 

私は自分の人生をどう生きたいのか、ここ最近、というかずっと考え続けてきたけど、

 

 

 

 

 

結局行き着くことは、今やっていることを極めたいという想い。

 

 

 

 

 

 

そして、自分が好きなこと、意義を持って取り組めることに人生を注ぎたい。

 

 

 

 

 

 

今考えるのは、それだけ。

 

 

 

 

 

日常生活がボロボロになるのはもうたくさんだから。

 

 

 

 

 

まずはそこをなんとかしないといけない。

 

 

 

 

 

昨日自分でも驚いたけど、ふと洗面所の体重計に乗ったら、

 

 

 

 

50キロしかなかった。

 

 

 

体重が減っていることを喜ぶのは女の常識みたいなことがあるけど、

 

 

 

 

私の中で体重は心の健康のバロメーターだとも思っている。

 

 

 

 

いつもより3キロ増減しているときは、どちらにしろ心の健康が保たれていない時。

 

 

 

 

思い当たるのは、朝ごはんを食べていないこと、夜が遅いこと、あとは考えることに栄養がかなり使われていること。

 

 

 

 

以前もそうだった。

 

 

 

 

 

1日引きこもる私が食べるのはお昼のパンと、お菓子だけ。

 

 

 

 

 

あとはベッドの中でうずくまって寝ている。

 

 

 

 

 

そんな生活が体にいいわけない。

 

 

 

 

みるみるうちに痩せていって、不健康な自分の完成。

 

 

 

 

あの時は本当に苦しかった。

 

 

 

 

鏡は見たくない。映る自分が醜いから。

 

 

 

人に会いたくない。そんな自分がどう思われるのか怖いから。

 

 

 

 

 

どうしても私は同じ場所に戻ってきてしまうの?

 

 

 

 

そんなはずないと自分で言い聞かせたって、

 

 

 

 

結局やってることは一緒な気がする。

 

 

 

 

いや、私は決めたんだ。

 

 

 

 

 

あの時の自分には絶対に戻らない。

 

 

 

 

 

だから、今日からちゃんと食べる、寝る時間も一定にする。

 

 

 

 

心の健康は、まず体の健康から。

 

 

 

 

 

 

それだけは私があの悲惨な時期を乗り越えて学んだ唯一の教訓。

 

 

 

 

 

だからそれだけは何としても改善しないと。

 

 

 

 

 

偽りの気持ちは、偽りの生活から。

 

 

 

真っ直ぐな気持ちは、真っ直ぐな生活から生まれる。