NYの片隅から日本の片隅へ。

2017年8月からアメリカのNY州フレドニアで交換留学をしていたモラトリアムがちな女子大生が日本に帰国してから色々と考えたり間違ったりする奮闘記。

トラウマを乗り越える方法。

 

 

 

 

 

人には必ず何かしらのトラウマがあると思う。

 

 

 

 

例えば小さいときに近所の犬に吠えられたり噛まれたりして、犬を見るたびにそのことが思い出されて近づけない。

 

 

 

昔自転車の事故にあって、自転車に乗るたびに何度もその事故の光景が頭に浮かんでくる。

 

 

 

 

大なり小なりトラウマを抱えていて、

 

 

 

 

同じような情景に遭遇すると、その時の記憶が想起されて、不安感、緊張、恐怖を感じるようになる。

 

 

 

 

 

私には今まであまりそんなトラウマはないはずだった。

 

 

 

 

でもここ2、3年の出来事はかなり自分の中でトラウマになっていて、

 

 

 

 

一つ一つのことも、何か小さなきっかけで思い出してはその時の感情が蘇って、

 

 

 

 

かなり動揺してしまうことがある。

 

 

 

 

一時期はそんな経験を積めば積むほど、

 

 

 

トラウマに対する恐怖感が出てかなりネガティブになってしまうことが多かった。

 

 

 

よく塞ぎ込んだり、その記憶を忘れようと自暴自棄になることもあった。

 

 

 

 

でも最近は、徐々にその記憶自体と向き合って、自分の心のコントロールができるようになってきて、

 

 

 

自分的には上手く立ち回っている気がする。

 

 

 

 

 

で、その理由を少し考えた時、

 

 

 

 

 

今までやってきたことと真逆の反応、つまり、そのトラウマが起こった瞬間の事実から逃げない、受け止める。

 

 

 

そしてそこから自分が何を学んだか、そのトラウマの後に起こった自分の成長、幸せを考えて、トラウマ自体を許容する。

 

 

 

そうすることによって、無理に忘れよう、避けようとしていたときに比べて心はかなり安定するし、

 

 

 

一時の感情に自分の心を支配されにくくなった。

 

 

 

 

大事なのは、ダメな自分をありのまま、その当時のまま受け止めること。

 

 

 

そしてそんな自分でも幸せに慣れた瞬間がたくさんあったことを思い出すこと。

 

 

 

その記憶があったから今の自分がいられることを肯定してあげると、

 

 

 

 

 

いつの間にか記憶は薄れても行くし、気にならなくなる。

 

 

 

 

 

大事なのは、今の自分とその時の自分を結び付けないこと。

 

 

 

 

一瞬の時が過ぎた後は、自分はもう新しい自分になっている。